医療関係ニュース

目に付いた記事を適当にコピペしてます

2004-11-22

東京・三宿病院の患者死亡、医師と元看護師を書類送検

東京都目黒区の国家公務員共済組合連合会「三宿病院」で2001年、入院中の女性患者(当時78歳)が腸管洗浄剤の投与後に死亡した事故について、警視庁捜査1課と目黒署は22日、担当医(42)と、31歳と26歳の元看護師2人の計3人を業務上過失致死容疑で東京地検に書類送検した。

 この事故を巡っては、病院側が医療過誤はなかったとの事故報告書を作成し、遺族側に渡していたことも判明。同課では、報告書を了承するなどした院長(69)ら病院幹部についても、虚偽公文書作成容疑での立件を視野に捜査を進めている。

 調べによると、医師らは同年5月、女性が腸閉そくの症状を訴えていたのに十分調べずに見逃し、大腸の内視鏡検査のため、腸閉そく患者への投与が原則として禁止されている腸管洗浄剤を投与した疑い。

 女性は投与から約14時間後、腸管破裂で死亡した。

 病院側は遺族の訴えを受け、同年6月に「医療事故防止対策委員会」を設置し、遺族に事故報告書を手渡した。この中で病院側は、同剤投与には問題がなかったなどと、医療過誤については否定しているという。

 同病院は「コメントを控えたい」としている。
(読売新聞) - 11月22日14時16分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041122-00000305-yom-soci