米で新たにBSE疑い 日本の輸入再開に影響も
【ワシントン=樫山幸夫】米農務省は十八日、米国内であらたにBSE(牛海綿状脳症)感染の疑いのある牛が見つかったと発表した。結果が判明するまで四-七日かかる見通し。感染二例目が確認されれば、最終段階に差し掛かっている対日輸出の再開交渉にも影響を与えそうだ。
農務省は、確定検査の結果が出ていないことから、発生地、発生頭数などの公表は避けている。この牛は食品として流通していない。
米国ではBSE発見を機に検査体制を見直し、今年六月から従来に比べ十倍以上多い年間約二十七万頭に検査対象を増やした。短時間で結果が出る簡易検査方式を導入した。このため、これまでにも簡易検査で感染の疑いのある牛が二頭見つかったが、いずれも最終的には「シロ」の結論に落ち着いた。
(産経新聞) - 11月19日3時25分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041119-00000021-san-soci
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