<新潟中越地震>キノコ工場でボランティア重体 川口町
新潟県中越地震で被災した川口町のキノコ工場でボランティア活動をした同県妙高高原町の40代の男性消防団員が、過敏性肺炎で意識不明の重体になっていることが26日分かった。一緒に作業した4人も同じ疾患で一時入院した。県はカビを吸入したことが原因とみている。
県県民生活課によると、男性は妙高高原町のボランティア募集に応じて9日に計15人で川口町に入り、キノコ工場で片付け作業をした。同日中に帰宅したが、13日に発熱や呼吸困難の症状が表れ、過敏性肺炎と診断されて17日に入院した。
男性以外の14人のうち、11人が同様の症状を訴え、うち4人が過敏性肺炎と診断され入院。18日までに全員が退院した。作業では、15人全員がマスクを着用していたとみられる。
過敏性肺炎はカビや細菌を含んだほこりを吸い込み、気管支がアレルギー反応を起こす病気。県健康対策課は「ほこりの多い場所では、長時間の作業を避けてほしい」と呼びかけている。【鳴海崇】
(毎日新聞) - 11月26日20時47分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041126-00000105-mai-soci
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